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書籍

一般社団法人CAN協会の書籍

出版書籍

2017年

2017年09月06日
障害のある兄弟や姉妹がいる人のことを「きょうだい」といいます。幼い頃から家族のケアをしているヤングケアラーでもあり、おとなになってもライフステージごとに様々な影響を受け、親よりも長期間にわたり障害のある家族との関係性を保ち続けています。  「きょうだい」は、複雑な思いを抱きながら、自分や家族の将来について漠然とした不安を抱えています。  この本では、きょうだいのリアルな声をご紹介しながら、課題解決のヒントやロールモデルとなる経験談を紹介しています。 著者: 持田 恭子
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ブックレビュー

誰にでも、思い当たる事

入口は障害者に関わる人たちの事ですが、本質は、障害の有無に関わらないと、読み進める程に感じました。非常に繊細な事柄で、且つ、真っ直ぐに捉えて来られた事が、いろんな方にも届く言葉があるのだと思うのです。(かず)

きょうだい児の本音が詰まっている

きょうだい児の本音をここまで書いた本はこれまでになかったのでは?相模原の悲惨な事件から、障害者に対して無理解な人間が沢山いることが解って親としてはとても怖かったが、きょうだいもまた同じように悲しく恐怖を感じていたのだろうと思う。 (吉川)

泣いてしまいました

私は知的障害の家族がいますが、叔母なのでたくさん関わっていたわけではなく、叔母は叔母として1人の人で、障害だと思ったことはありませんでした。今私の大切な人の兄弟が知的障害で、少しでも理解できないかと思いこの本をを手に取りました。(やよ)